1月1日 | 修正会(しゅしょうえ) 正月の初め、社会の平和と人々の幸福を祈って法会を修し、無事新年を迎えられた事をご本尊さまに感謝します。 |
1月1日~7日 | 深川七福神めぐり |
3月21日 | 春季彼岸法要 春分の日を中日とし、この前後おのおの三日、あわせて七日間を春の彼岸といいます。この期間中に、此の岸である生死の世界から、彼の岸である涅槃の世界へ到るべく、仏道の精進に励むよう心がけましょう。この期間中に行う法会を彼岸法要といいます。 |
4月10日 | 御忌大法要 法然上人のご命日にその徳を偲んで営まれる法会です。ご遺訓の「一枚起請文」を声高らかに拝読します。御忌とは天皇や皇后などの忌日法会の敬称ですが、後柏原天皇からご詔勅をいただいて以来、特に法然上人忌日にこの言葉が用いられています。 御忌のこころは、 求道研鑚 (ぐどうけんさん) の日々を送り、念仏信仰をあまね く広めた上人のお徳を偲び、感謝の気持ちをささげること。もちろんそれには、「南無阿弥陀仏」のお念仏をおとなえすることが大切です。ぜひ、参詣され、御忌会に際 して大いに上人のご遺徳を偲び、報恩と感謝のお念仏をとなえましょう。 |
7月10日 | 施餓鬼大法要 施餓鬼とは『救抜焔口餓鬼陀羅尼経』に書かれている釈尊の弟子・阿難尊者の故事を起源とする、あの世で餓えに苦しむ全ての餓鬼を救う手立てとして営まれる法要です。そこには自分の先祖だけでなく、無縁の仏様、ひいては生きとし生けるもの全てに向ける供養という意味があります。 この時期は多くの家族が故郷に戻ってきます。そこでは家族、更にはご先祖様にも囲まれ、本来の自分の命の繋がりを再確認することができるでしょう。そして南無阿弥陀仏のお念仏をお唱えすると共にご先祖様に感謝し、より一層の意義のあるものにいたしましょう。 |
9月23日 | 秋季彼岸法要 秋分の日を中日とし、その前後おのおの三日、あわせて七日間を秋の彼岸といいます。この期間中に行われる法会を秋季彼岸会といいます。先祖の墓前にぬかずいて冥福を祈り、自分が今日あることを悦び感謝しましょう。 |
10月10日 | 十夜大法要 浄土三部経の『無量寿経』には、「ここに於いて善を修すること十日十夜の善根は他方諸仏の国土での千歳よりも勝れている」と書かれており、悪い行いをする者が多いこの世で十日間の善い行いをすることは、諸仏の浄土で千年のあいだ善い行いをすることよりも優れているということにならい、この法要が営まれます。その起源は天台宗になりますが、明応四年(1495年)に鎌倉光明寺第八世観譽祐崇上人が、後土御門天皇の勅命により「十夜法要」を勤めて以来、浄土宗でも各寺院でも広く行われるようになりました。 |